活字とうたの日々は...

音楽系男子のエッセイ

カラオケの日々

最近カラオケによく行っている。


ある日は友達から誘われたり、ある日は打ち上げ的なもので行ったり、またまたある日は急に歌いたい欲求が爆発してヒトカラに行こうと思ったけれども、あまりヒトカラ経験がないため"どうしよっかなぁ"と散々悩んだ末に仲のいい友達を誘ってみて、でも急にはさすがにムリだったのでその翌日行く予定を取り付けたが、一晩経ったら歌いたい欲求はなくなって、でも誘っておいて断るのも申し訳ないから仕方なく行ったりして、なんだかんだ週1ペースでカラオケに行く日々が続いている。


それでもやはりカラオケは楽しい。
ストレス解消にもなるし、他の人が歌うのを聴いて自分のふれたことのないジャンルの音楽を知ることができる。


僕はカラオケによっていろんな音楽に出会った。


昔は、今時の邦ロックを聴いて"ウェーイ"みたいな感じだったが、70年代から90年代の曲も聴くようになった。
昔の曲の良さや深みを痛感した。
自分の幅の狭さに気が付いた。


もちろん最近の曲を嫌いになったわけではない。
ただ、今とは違うベクトルの音楽にふれることがとても新鮮で、自分の音楽性が育まれてるような気がした。


でも、僕がここまで昔の曲に引き込まれたのは1つ大きな理由がある。
それは友達の歌唱力が抜群に高いからだ。
曲の良さを伝える時、歌い手の上手さによって評価は変わってくる。
その点で友達は完璧だった。
布施明さんばりの声量と響きで、正直ギャグソング歌ってても心を揺さぶられそうなレベルである。



あー羨ましい。
僕もあの声を持っていたら…

歌っていて気持ち良いだろうなぁ。

周りから尊敬されるだろうなぁ。

モテるだろうなぁ。



…最後のは自分を磨かないとダメか。
まあともかく人を揺さぶれるくらい歌が上手くなりたい。

急には上手くならないだろうから、短冊にでも書いて吊るしておこう。

[歌を上手くしてください。]
[…あとモテたい。 ]

叶うかなぁ。
叶ってくれ(切実)。